学ぶの学び

教授とうまくやっていくために(1)

はじめに言っておくと、学ぶはボスと非常に良好な関係を築けておりますし、ボスのことを大変尊敬しています。
一方で、ひょんなことから学生側がひねくれて(どんどん教授の言っていることを悪い方向に捉えるようになって)関係性が余計にこじれていく先輩・後輩達も見てきました。
ただ、みんなに言えるであろうことは自分の研究についてきちんと理解してもらって、知識豊富な教授から的確なアドバイスをもらって自分の役に立てたいという気持ちは持っているという点です。
きっと指導教員もそれを望んでいるのではないでしょうか?

ではどうすればいいのか。
今回は、ボスと意思疎通を図るためにどういうことに気をつけて学ぶが指導教員と共に研究してきたかを書きたいと思います。

教授が報告したこと忘れちゃう・・・そんなとき

教授は私たち学生が想像もつかないくらいに学内外のこと、お金のことなどで多忙な生活を送っています。
そんななかで研究に時間を割きたいのに限られた時間だけしか割けない、というもどかしさを感じながら私たちの面倒を見てくれていると思っています。
だから忘れたっていいじゃないですか、人間なんですから。(比較的時間のある)こちらが工夫してあげましょう。

むしろ普段ほとんど覚えていること自体がすごいんです。
(もっと忘れちゃう人もいると思いますよ。)

では、学ぶがご報告しているときの対処方法を記します。
(これは以前他の先生がTwitterでもつぶやいていましたが)

実験報告の例

「前回…について~とご報告させて頂きましたところ、〇〇とのご指示を頂きました。今回そちらを行った結果を報告させて頂きます。■■を行ったところ、●●という結果となりました。」
これらを項目としてまとめると以下のようになります。

  • 話す話題の前提条件を伝える
  • 指示を受けて行ったことを臭わす
  • 実際の結果を伝える。

 

教授が指示をくれない、曖昧でわからない

そもそも行った実験を否定するばかりで、指示がもらえないんだ。
もしくは指示が曖昧でわからないんだ。
なんて人もいるかも知れません。
もちろん教授自身にも伝える情報の不足があって問題があるかも知れませんが、自分の理解力が不足していたり指示をもらうための準備不足を棚上げしていませんか?
では自分の理解力を向上させることを前提に相手にもっと詳細に教えてもらうにはどうすればよいでしょうか?
(自分が歩み寄りながら相手にも歩み寄ってもらうにはどうすればよいか?)

新しい指示をもらいたい、アドバイスをもらいたいときの例

「☆☆を目的に~の実験を行ったとき、…のような結果となりました。私は●●が原因と考え■■を行いましたが、改善せずAのような結果となりました。他にB、Cを追及していきたいと考えていますが、他に考えられるようなことはありますでしょうか。」

  • 実験の目的を伝える。
  • 自らの現時点での考え、方針を伝えた上でアドバイスを請う。
    (その考え自体に誤りや行動指針に不足があれば教えてもらえるようにする。)

それでもわからないよってとき

学ぶもときどきボスが言っていたことが理解できていたのか不安になることがあります。
そんなときは、確認してしまえば良いのです。

わからないときの例

「先ほど(いついつ)頂いたご指示についてですが、自分の理解不足で先生の言っていることと異なる理解をしていないか不安になったので確認させて頂きたいのですが、『●●』をするために(明らかにするために)、『…』をするようにというご指示でよろしかったですか?」

  • 自分が理解できなかったことを棚上げしない
    (わかるか!ということでも我慢しましょう笑)
  • 自分がやることの目的をきちんと聞く
  • 自分がこれからやるべきことを聞く

自分の行う実験の目的を聞くというのが重要なことです。
自分が行う実験の目的を知らないと言うことは自分の研究を行いながら自分が作業するだけの人になるということになります。
相手に指示をもらったとしても納得できるようにきちんとした目的を確認しておきましょう。

まとめ

これ以外にも色々考えてきていたような気がするのですが、思い出したら追記してみなさんにTwitterでおしらせしますね。
また、皆さんがどうしているか、などもブログにコメント頂けたらと思います。

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