ようやくここまできましたグランプリ記事。
これ作るのかなり疲れるんですね。。。
うんたん先生お疲れ様ですwww
結局自分の備忘録がてら作っていることもあるので、なんとか終わらせたいところ。
ということでラスト行きます!
単離・構造決定分野
結晶スポンジ、有名ながら論文読んだことなかったなあ。これを機に読んでみようかな。#学ぶの論文紹介
Crystalline Sponge Method Enabled the Investigation of a Prenyltransferase-terpene Synthase Chimeric Enzyme, Whose Product Exhibits Broadened NMR Signals https://t.co/Emg7MvCHVs— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月5日
みなさんご存じ結晶スポンジ法。
藤田誠先生はノーベル賞をいつか取る、そう学ぶは信じております。
#学ぶの論文紹介
この構造もそうだし、単離元も面白い!
Rare Thioglycosides from the Roots of Wasabia japonica https://t.co/JF26NIz09i— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月21日
このチオグリコシド構造、単純かつ非常に面白いと思いました。しかもラクトン。
そして、アミノ酸ユニットでもあるという、素晴らしい構造。
ハロゲン系の反応開発されてる方にはぜひ挑んでみていただきたい。Burns先生とかだったらどう作るんだろ。#学ぶの論文紹介
Halogenated Meroditerpenoids from a South Pacific Collection of the Red Alga Callophycus serratus https://t.co/20KafyPIzB— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月9日
こちらの化合物、骨格もそれなりに組んでいながらハロゲン化されていて合成しにくそうだなあと思って面白さを感じました。
また面白い構造だなあ。左の化合物の逆合成解析してみるか。#学ぶの論文紹介
Plagiochianins A and B, Two ent-2,3-seco-Aromadendrane Derivatives from the Liverwort Plagiochila duthiana https://t.co/V0GVboydPF— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年10月6日
こちらはシクロブタン・シクロプロパン環を有していながら複雑な構造であるという点から選定しました。
こういうのもまた面白い。#学ぶの論文紹介
Identification of Odor-Active Compounds Released from a Damaged Plant of the Asian Skunk Cabbage Symplocarpus renifolius https://t.co/BFWU46yTHr— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月8日
硫黄よ、恐ろしや。ただそれだけ述べるにとどめておきます笑
構造決定。Burns先生が作ってた構造だ。#学ぶの論文紹介
Absolute Configurations of Naturally Occurring [5]- and [3]-Ladderanoic Acids: Isolation, Chiroptical Spectroscopy, and Crystallography https://t.co/3jf9udOyFE— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月19日
はしご型分子の構造決定論文。こちらの化合物を全合成する強者はいつ現れるか!?
(Burns先生かなと勝手に予測笑)
名前かっこいい!
そして構造アセタール多すぎて作りづらそう。#学ぶの論文紹介
Dragocins A−D, Structurally Intriguing Cytotoxic Metabolites from a Panamanian Marine Cyanobacterium https://t.co/IYOlAT1qao— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月20日
こちらも小さい分子ながら非常に作りづらそうなアセタール構造を持っていたので選定。
複雑な構造してる。逆合成解析合戦にもいいか。#学ぶの論文紹介
Antiprotozoal Isoprenoids from Salvia hydrangea https://t.co/tmHgf3cifD— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月20日
これもまた複雑な骨格です。
ここまでくると平面構造書かれても全くわからないですよね笑
2018年単離・構造決定分野のグランプリ
5-bromopalau’amineですよみなさん!!単離されました!!この感動は天然物屋さんにしかわからないか笑#学ぶの論文紹介
Bromopyrrole Alkaloid Inhibitors of the Proteasome Isolated from a Dictyonella sp. Marine Sponge Collected at the Amazon River Mouth https://t.co/mdieb9mpIA— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年10月4日
かの有名なpalau’amineのブロモ体が単離されました。
palau’amineだけでも合成困難と言われている中、その類縁体が単離されたとなるとこれを全合成できるのはその研究に関わってきた人が最短となるのではないでしょうか。
学ぶの予想というか願いとしては難波先生に合成をして頂いた上でSARに加えて頂きたいです。
(完全な勝手な独り言です笑)
基礎研究・理論・計算系分野
読み解くの大変そうですが、とっても興味あります。これができれば簡単に再結晶できる!?#学ぶのメモ
Development of a computational tool for the analysis and synthesis of crystallization processes https://t.co/1mrfxfet8G— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年1月19日
計算というか統計解析というかまだまだ学ぶにはわからない分野ですが、絶対読みたいと思う論文だったのでセレクション。
そろそろ臨床だとかいろいろな分野を学ぶために統計学を学びたいと思っている次第です。
これはホウ素ケミストリーに貢献しそうな論文ですね。新規ホウ素化合物を合成するときの指標にもなりそう。#学ぶのメモ #学ぶの学び
An Accessible Method for DFT Calculation of 11B NMR Shifts of Organoboron Compounds https://t.co/DPwzftOhg0— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年5月23日
ホウ素NMRのケミカルシフトの計算論文。
計算手法自体も多少振っていて、実験屋さんが利用するのにレファレンスするには良いのではないでしょうか。
読み応えありそうな理論解析だな。汎関数・基底関数とともに要チェック。#学ぶの論文紹介
Computation Revealed Mechanistic Complexity of Low-Valent Cobalt-Catalyzed Markovnikov Hydrosilylation https://t.co/Ne3dvXhirJ— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月27日
計算結果が実験系を表せているかどうかは読者自身にお任せするとして、こういった網羅的な計算によって評価している論文というのはさほど多くありません。
この論文まだ学ぶ自身深く読めていませんが、どこが不十分でこういった計算した方がよかったなどの議論も含めて読む価値はあるのではないかと感じました。
こういう基礎研究も好き。#学ぶの論文紹介
The Nature of Interactions of Benzene with CF3I and CF3CH2I – Chemical Communications (RSC Publishing) https://t.co/OK5e0zQsXQ— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月29日
予想はされますが、ヨウ素がベンゼン環のπ平面に対して垂直に、トリフルオロメチル基のフッ素はベンゼン環の酸性水素との水素結合に、など図で見ることができるので理論的な分野でのこういった研究は見物だと思いました。
計算化学によるS-π相互作用とO-π相互作用の解析の論文。少し時間かけてゆっくり読みたいな。#学ぶの論文紹介
Tipping the Balance between S-π and O-π Interactions https://t.co/2z7L8clIvS— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年10月6日
S-π相互作用とO-π相互作用についてしっかりとした比較がなされており、計算化学を行うものにとっても基本的な分子間相互作用について学ぶことのできる論文です。
エバンスアルキル化やアルドールのエノラートについての調査がしっかり見れる。#学ぶの論文紹介
Structures and Reactivities of Sodiated Evans Enolates: Role of Solvation and Mixed Aggregation on the Stereochemistry and Mechanism of Alkylations https://t.co/thN6LpM8oP— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月19日
エバンスアルキル化や補助基を用いた不斉アルドールなどもきちんと考えていて一般的な反応を基礎的にしっかりと見るという大事さも含めて選定。
電荷計算モデルとかまで把握できてないので学びたいところ。#学ぶの論文紹介
Atomic Chargeshttps://t.co/NkEnzUC05X— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月12日
これに関しては全く解説ができません!ただこういった分野を学びたいと思ったからです笑
どなたか詳しい方解説ツイートないしはブログでの解説記事待ってます!
(自分で書け)
Ru触媒を用いたギ酸の脱水素反応の計算・速度論的解析#学ぶの論文紹介
Formic acid dehydrogenation by ruthenium catalyst ‐ computational and kinetic analysis with the energy span model – Frenklah – – European Journal of Organic Chemistry – Wiley Online Library https://t.co/2JPCivBK5z— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月16日
されてそうでされてなかったんだなあって感じですが、学びになりました。
2018年基礎研究・理論・計算分野のグランプリ
合成反応の熱的エネルギーはスケールアップには大きな影響を及ぼすパラメータです。こちらの論文はそのようなことも考えられるきっかけになるかと。#学ぶの論文紹介
New Thermal Runaway Risk Assessment Methods for Two Step Synthesis Reactions https://t.co/ZjpJoqHDKE— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月1日
基礎研究・理論・計算分野のグランプリに選んだのはこちらのろんぶんです。
合成反応の熱的エネルギーについてはみなさんきちんと考えてますでしょうか?
発熱反応なのか、吸熱反応なのか、発熱ならばかなり発熱するのかどうかなど気にしなければいけないところが多いと思います。
ではそれをスケールアップした場合にはどうなるでしょうか。
そういったことをしっかりと考えるいいきっかけにもなりますし、今までも考えてきたよって人にも学びがある論文と思い今回グランプリに選ばせて頂きました。
是非皆さんも一読あれ!
総説
全合成の総説。#学ぶの論文紹介
Rapid Generation of Molecular Complexity by Chemical Synthesis: Highly Efficient Total Synthesis of Hexacyclic Alkaloid (−)‐Chaetominine and Its Biosynthetic Implications – Geng – – The Chemical Record – Wiley Online Library https://t.co/83E0e4ipvf— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月5日
全合成で総説って珍しいと思ったので選定。
医薬におけるキュバンの創設。これは一読の価値ありだ。#学ぶの論文紹介
Cubanes in Medicinal Chemistry https://t.co/CevyWIJY1Q— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月9日
キュバンの合成法自体を学べるだけでなく、その利用例も見られると言うことで医薬系の研究を行う方が読むにはいいと思いました。
#学ぶの論文紹介
ホスフィン触媒の不斉有機反応の総説。
これは気になるな。体系的に学びたいところ。
Phosphine-Catalyzed Asymmetric Organic Reactions https://t.co/ZRWdAxc3ax— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月12日
続いてこちら。
不斉ホスフィン触媒についてかなり多くの例が示されていて、いい総説だなと感じました。
#学ぶの論文紹介
これはいいレビュー。こういうニッチなのはいいですね。しかもその分野の大家であるPericas先生
Catalytic Enantioselective Flow Processes with Solid‐Supported Chiral Catalysts – Rodríguez‐Escrich – – The Chemical Record – Wiley Online Library https://t.co/9L8wpTGOsU— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月21日
担時型不斉触媒を用いたエナンチオ選択的フロー合成についての総説。
ペリカス先生のの専門分野。素晴らしい内容と思い選定。
#学ぶの論文紹介
こういうとある化合物の不斉合成のレビューは良いですよね。
Tofacitinib synthesis ‐ an asymmetric challenge – Carvalho – – European Journal of Organic Chemistry – Wiley Online Library https://t.co/GDA5d793TG— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年9月29日
自分でまとめたいと思っていてもなかなかできない化合物の合成法比べ。
こういうReviewが増えて欲しいですね。
この総説は初心者向けでいいぞ!#学ぶの論文紹介
Cross-Coupling and Related Reactions: Connecting Past Success to the Development of New Reactions for the Future https://t.co/gV6WqK8NZu— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月28日
この辺はM1あたりにいいのかなあと思いました。専門外の学ぶにとっても面白いと思えました。
ニトロ基のついた医薬品の総説。#学ぶの論文紹介
Nitro-Group-Containing Drugs https://t.co/WplUOcTWe8— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月2日
これは非常に良い総説でした。
ニトロ基ついた医薬品の歴史まで書いてあるのでオススメです。
これはケミカルバイオロジーわからない勢にも学びやすそうな総説です。#学ぶの論文紹介
Nuclear Factor Erythroid 2-Related Factor 2 (Nrf2) Inhibition: An Emerging Strategy in Cancer Therapy https://t.co/rKYB5piD6D— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月29日
まるで教科書のようにみやすくまとまっていたのでオススメ総説に選定。
100ページ越えの大作。金属屋さんでバイオとか薬興味あればオススメ。#学ぶの論文紹介
Metal Drugs and the Anticancer Immune Response https://t.co/VMR8MtL20X— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月30日
生物無機創薬といってもいいこの総説、金属屋でバイオにも興味出てきたよっていう人はこういうところから手をつけると良いのかも知れません。
この論文は皆さんにオススメです。論文書く方ならRefとして使うことができるような情報が詰まっているReviewです。#学ぶの論文紹介
Evaluating the Impact of a Decade of Funding from the Green Chemistry Institute Pharmaceutical Roundtable https://t.co/PjIJaSmj3z— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年10月6日
グリーンケミストリーを学ぶにあたっても、自らの化学がグリーンケミストリーで押し出せると考える方にとっても呼んでおくといい総説に思えました。
またレファレンスにもいいと思い選定。
これはビルディングブロック探すのにもいい総説ですね。素晴らしい。#学ぶの論文紹介
Production and Synthetic Modifications of Shikimic Acid https://t.co/zMEwY9MvCL— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年10月14日
シキミ酸誘導体が全合成で用いられていることは多くありますが、そのビルディングブロックとしての有用性を感じさせてくれる総説はなかなかありません。
学ぶもビルディングブロックの引き出しを多く持って、素晴らしい逆合成をしたいものです。
ヒストンメチル基転移酵素阻害剤の総説。#学ぶの論文紹介
Six Years (2012–2018) of Researches on Catalytic EZH2 Inhibitors: The Boom of the 2‐Pyridone Compounds – Fioravanti – – The Chemical Record – Wiley Online Library https://t.co/KcAZEkdtQc— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年10月21日
こちらはヒストンメチル基転移酵素阻害剤の総説です。
構造がどのように変遷していったかまで記されており、初心者が読むにも大変いい総説と感じました。
これは一読すべきReview。
π–π interactionをこれと間違える人が多すぎる。#学ぶの論文紹介
Cation−π Interactions in Organic Synthesis https://t.co/MyzzyxAUlH— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月4日
これは準グランプリ、というか1位2つにしたいと迷ったくらいです笑
π–カチオン相互作用はカチオンとπ電子との間に生じる安定化相互作用ですが、アリールとアリールが重なっていることをπ–π相互作用によって安定化していると誤った解釈をする方が非常に多いので、この論文をきちんと見て判断して頂きたいなと思って選定しました。
π–カチオンというのは軌道論だけでなく電子論でも説明ができる相互作用です。
一方でπ–π相互作用というのは、ロンドン分散力などの最も弱い部類の分子間力が巨大分子単位まで積み重なったときに(無視できないほどに)大きくなるために用いられることの多い相互作用です。
確かにπ–π相互作用していても、その他の電子反発などの電荷性相互作用に勝らないものを議論している方が多くいらっしゃいます。
みなさんもだまされないようにしましょう。
(といっても学ぶも実験側の理論計算者ですのであくまでそぐう結果が得られるにはと考えております。ただそれと間違った理論を唱えるのは異なると考えていますので。。。)
全合成の人なら読むべき総説です。#学ぶの論文紹介
Contemporary Synthetic Strategies toward seco-Prezizaane Sesquiterpenes from Illicium Species https://t.co/ExlZ1PVZWI— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月9日
こちらもグランプリ最終段階まで来た総説。
セコ-プレジザアン骨格を有する天然物は非常に複雑でその合成自体が非常に挑戦的であります。
一方で神経作用を示す化合物が多いことからこれから医薬品リード化合物としての期待があります。
でもそんなに複雑な化合物、薬になんてできないだろって思う方もいらっしゃるかと思いますが、別になってるものはなってるんですよね(パクリタキセルとかエリブリンとか)。
ですので、そういったことは今考えてもしょうがないんです、できないことをできるようにするのが科学の醍醐味ではないでしょうか?
この総説内でとびきり光る合成をしているのはShenviとMaimoneです。
近年参入した両者の合成は合成自体鮮やかかつ端的な方法です。
特にShenviは既に企業とタッグを組んでSARに取り組んでいるそうです。
今後に期待の分野、ぜひ総説でご覧あれ!
問題となっているオピオイドクライシスについての総説。μ-opioid receptor(MOR)について学べます。#学ぶの論文紹介
Chemical Interventions for the Opioid Crisis: Key Advances and Remaining Challenges https://t.co/GuPG4SUMOf— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月12日
現在、アメリカにて問題となっている(もう古い?)、オピオイドクライシスについてしっかりと学べるのではないかと思います。
サイクリン依存性キナーゼ2阻害剤についての総説。#学ぶの論文紹介
Cyclin-Dependent Kinase 2 Inhibitors in Cancer Therapy: An Update https://t.co/PN5EIyj3NE— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月21日
さてここから一挙に医薬系の総説を。
サイクリン依存性キナーゼ2阻害剤についての総説です。
自己免疫疾患と炎症に効くPI3Kγとδ阻害剤の発展についての総説。#学ぶの論文紹介
Evolution of PI3Kγ and δ Inhibitors for Inflammatory and Autoimmune Diseases https://t.co/mfvVWrzgVj— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月25日
こちらは自己免疫疾患と炎症に効くPI3Kγとδ阻害剤の発展についての総説。
PI3Kというのはよく聞くと思いますが、それにも様々あるのでこういったところから抑えていくのはありかも知れませんね。
Class1 PI3Kについての総説。臨床候補と阻害剤をデザインするところについて。#学ぶの論文紹介
Class 1 PI3K Clinical Candidates and Recent Inhibitor Design Strategies: A Medicinal Chemistry Perspective https://t.co/0mMDGlJ6lI— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月25日
こちらはClass1 PI3Kについての総説。
先の論文と合わせてみてみるのもありですし、こちらの論文の良いところは臨床候補と阻害剤デザインがわかりやすく記されていたところです。
NNRTIの総説。図も多くわかりやすそう。#学ぶの論文紹介
The Journey of HIV-1 Non-Nucleoside Reverse Transcriptase Inhibitors (NNRTIs) from Lab to Clinic https://t.co/xtCt5LrE70— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年12月27日
こちらは打って変わって非核酸系逆転写酵素阻害剤についての総説。
学ぶもNNRTI知りませんでしたが、こういう総説をきっかけに知っていくというのをいいと思います。
2018年総説のグランプリ
3d遷移金属!チタンチタンチタン!!!!
総説としても良い#学ぶの論文紹介
3d Transition Metals for C–H Activation https://t.co/xmIzexNjdG— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) 2018年11月28日
文句なしのグランプリはこちらでした。
まず、チタンが入っていること、そしてチタンが入っていること。
っと学ぶの個人的な理由を先に述べさせて頂いた上でしっかりとした総説の評価を述べさせて頂くきます。
執筆者がLutz Ackermann先生と遷移金属の大家でありながら今回の総説260ページ近くと教科書単位の量を書かれていること。
これは文句なしのグランプリです。
みなさんも是非お手元にどうぞ!
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カテゴリー:学ぶの勝手に論文グランプリ
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