<書評>マクマリー有機化学(上)(中)(下)

マクマリー有機化学が学ぶの有機化学の初学本でした。
もともと与えられていた教科書がそれだったというのが一番ではありますが、この教科書によって学べたことは数多くあります。
学ぶの中ではここで長所と記載します部分は学部生1年生~3年生のうちに熟読の上理解しておいて欲しいところと思っています。
それでは学ぶのこの教科書の印象を以下にまとめます。

長所

  • 学部生にとって混乱が生まれないような構成となっている(気がする)
  • 求核置換反応・脱離反応に関する基礎的な情報に長けている
  • カルボカチオンについての基礎が学べる
  • 芳香族置換反応に関する活性不活性基、電子供与性基・電子求引性基に関する情報が多い

短所

  • 有機化学の教科書ながら有名な人名反応やBülgi–Dunitzの攻撃角といった大学院生としては知っていなければならない情報は記載されていない。
  • ヘテロ元素に関する情報が多くない。

まなぶのオススメ度

初学者へのオススメ度
★★★★☆

だれにでもオススメ度
★★★☆☆

専門家へのオススメ度
★★★☆☆